カジノとパチンコの論理学 パチンコの換金2 三店方式

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パチンコの換金2 三店方式

前回の記事では法律上パチンコ店は賞金を提供してはならない、という話をしました。

パチンコはギャンブルではないので客に賞金を出すことは出来ませんが、出玉(獲得した玉)の数に応じて賞品を提供することは認められています。
これは、昔のパチンコが子供相手の射的と同様であったためであり、祭りの出店を起源としているためです。
しかし、現在では子供の入店が禁止された大人向けの娯楽となっており、おおよそ95%の客が「三店方式」を利用した換金を経て、賞金を手にしています。

三店方式について簡単に説明します。

客がパチンコで大当たりを当てると出玉を賞品と交換することが出来ますが、賞品の種類の中には換金が可能な「特殊景品」がどの店にも必ず置いてあります。
特殊景品はパチンコ店と隣接して設置されている「景品交換所」(古物商)にて一定の金額で売却することが可能であり、換金が広く行われるようになりました。

三店方式による換金では、パチンコ店とは経営者が異なる景品交換所が現金の提供をしています。
そのためパチンコ店の主張では、昨日の記事で触れた賞金の提供を禁止した風適法23条の条文では違法とならないとしています。

しかし、業界外部からはパチンコの換金の違法性を「極めてグレーに近い」と問題視する声が上がっています。
換金ができるということは景品交換所に行く必要はありますが、実質的には賞金の提供と大差がないためです。
ここ数年では、カジノの合法化の議論が高まってきており、カジノ賛成派の中でも取り上げられ注目が集まっています。

このように、問題視されている換金が現在でも行われているのは、警察が取り締まりをしないからです。
次回の記事では、警察の立場について解説していきます。
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No title

>「極めてグレーに近い」
本当は黒だけど、違法じゃないってこと?
本当は白だけど、違法とまでは言えない怪しさがあるってこと?

自分は、限りなく黒に近い、もしくは真っ黒だと思っていますけど。

Re: No title

コメントありがとうございます。返信が遅くなり申し訳ありません。

結論としては、まず法律的には違法とも合法とも言えずはっきりしません。
私自身の心証としては脱法的ととらえていますが、違法と言うのも難しいため、有識者の用いた「極めてグレーに近い」という表現をあてました。

行政として、警察庁は現在黙認しています。
裁判所では、正面から取り上げられたことがありません。
国会では、現在まで深い議論は行われてきませんでした。
世論では多様な意見がありますが、私見では大半の国民は興味を持っていないと思います。

本来は国会で法的根拠を明らかにすべく議論が必要な問題ですが、民主党娯楽研は院選後に合法化しようとしているので、国会の動きには注意が必要でしょう。
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