カジノとパチンコの論理学 2011年12月

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若宮健氏がブログ管理人・場口重を刑事告訴

今回はカジノやパチンコの問題ではなく、ジャーナリストの若宮健氏と当ブログの管理人である場口重との間の問題についての記事となりますので、あらかじめご容赦ください。
当ブログの前回の記事について若宮氏から「刑事告訴する」趣旨のメール、さらに「警告書」のメールなどを受けました。
そのため、ブログの本来の主題から外れますが、その事実の経緯を記し、前回の記事をさらに紐解き、反論をするものです。
若宮氏によると既に刑事告訴に向けて警察と相談されているとのことですので、この記事をもって警告書の回答とし、司法機関への弁明とさせていただきます。


問題の経緯

「カジノ解禁が日本を亡ぼす」の新書と場口重の批判記事について

1. 場口重は、2011年11月2日の当ブログ記事「若宮健氏『カジノ解禁が日本を亡ぼす』の書評」(http://casinopachinko.blog58.fc2.com/blog-entry-62.html)において、若宮健氏の新刊「カジノ解禁が日本を亡ぼす」の間違いについて指摘し、案内文と携帯電話番号を添えて記事のアドレスと文面を同氏の電子メールアドレス宛に送信した。

2. 翌3日、若宮氏より場口のメール宛に「誹謗中傷を続ける場合は法的対処をとる」旨の返信があった。さらに、約3週間後の22日に、若宮氏から場口のメール宛に「刑事告訴をするので住所などの個人情報を教えてほしい」旨の通知があった。

3. これらを受けて、場口は当該記事について検討したが、若宮氏から受けたメールには刑事告訴の罪状、問題となる行為、理由等の具体的情報がすべて記載されておらず、場口はそれらの心当たりもなかったため返答のしようがなく、対応を控えた。

4. 約2週間後の12月5日から6日にかけて、場口の携帯電話に心当たりのない同一の固定電話番号から着信が相次いだ。内訳は、留守番電話に向こうの電話を切る音のみ残すものが3件、留守番電話の直前に電話を切るものが2件の計5件であった。これらのうちの最初の着信の1時間前にも、公衆電話からの着信が別に1件あった。場口はただ不審な電話と捉えたため、どれも応対しなかった。

5. 翌7日、当該電話番号から場口の携帯電話に再度着信があり、留守番電話に若宮氏の強い口調で「電話くらい出たらどうなんだ。次にこの番号でかけたら出るように」との趣旨のメッセージが入り、場口はその時点でその番号が若宮氏関連であると認識した。その後20日現在まで、当該電話番号からの着信はなかった。

6. 11日、若宮氏から場口にメールがあり、そこには下記の内容などを趣旨とする「警告書」が記載されていた。

7. 翌12日、若宮氏から再度場口にメールがあり、「13日に東京の弁護士事務所に来てほしい」旨の内容であった。メールには弁護士事務所の名称、住所および連絡先、面会時間等の必要な情報がすべて抜け落ちていたため、場口は対応できなかった。


若宮氏から刑事告訴する旨のメールなどが相次ぎましたが、理由などが定かでなく、場口は対応できなかったというのが現在までの状況です。
場口は一時期、若宮氏のメッセージのあった電話番号にかけようかとも検討しましたが、その番号が若宮氏の自宅のものなのか、弁護士事務所のものなのかも定かではなく、控えました。


若宮氏からの警告書と場口の反論

12月11日の警告書において、若宮氏の主張する法的論拠の一部が明らかにされましたが、どの文言を問題視しているのかなどは、場口にはいまだに分かりません。
以下、若宮氏の警告書の趣旨と場口の反論を記載します。

1.(若宮氏)場口は若宮氏に対し、約一年にわたりブログで誹謗中傷を続けており、名誉毀損罪と侮辱罪にあたる。
⇒(場口)当ブログには2011年2月22日の記事と、11月2日の記事において若宮氏の名前を記載しています。2月の記事については、場口があらかじめ編集部の了承を受けたうえで掲載しており、そもそも問題になるものではありません。11月の記事は当方の検討の結果、名誉毀損罪と侮辱罪にはあたらないと認識しています。これについては、下記別項に記載いたします。

2.(若宮氏)自分の所在などを名乗れないのであれば、他人を批判してはならない。
⇒(場口)社会常識に鑑みると、この主張は適切ではないと思います。

3.(若宮氏)警察は「金が目的ではないか」との見解を示している。
⇒(場口)場口は、若宮氏の前著「なぜ、韓国はパチンコを全廃できたのか」において当ブログの文章を無断転載されるという著作権侵害を受けましたが、その際上記のとおり、場口は当初の抗議から一切の金銭的賠償を辞退しています。今回も金銭の要求などは一切行っておりません。

4.(若宮氏)また、警察は「場口の電話番号から本人を特定できる」と言っており、弁護士も同様の見解である。
⇒(場口)場口の個人情報の特定は、仮に刑事告訴が司法機関に受理され、その手続きが進んだ場合の司法内部の話で、場口から若宮氏にお伝えすべきものではありません。

5.(若宮氏)12月13日までに場口は若宮氏と直接会うように。これをもって最後通告とする。拒否する場合は、しかるべき対処をとる。
⇒(場口)場口は今までも若宮氏とお会いしたことはありませんし、今回の件もお会いする必要はないと認識しています。また、日曜日に送信したメールで「火曜日までに会うように」と要請することも、いかがなものかと思います。



場口の書評記事の論拠と法的見解

今回の問題の発端と思われる場口の11月2日の記事では、間違いと指摘した内容について資料が手元にあるものの、ブログ記事という性質から必要ないだろうと考え、論拠を示しませんでした。
しかし今回、「名誉毀損罪および侮辱罪」として問題とされているようなので、論拠の一部として「建設通信新聞」の記事を示すことにします。

「名取市東部震災復興の会」のシンポジウムの記事
⇒建設通信新聞 2011年7月6日(12面)
「Focus 復興カジノ/仙台空港周辺に誘致提案/高度医療と連携、世界を視野」

名取市東部震災復興の会が村井嘉浩宮城県知事に陳情した記事
⇒建設通信新聞 2011年9月21日(9面)
「国際観光拠点誘致へ村井県知事に陳情/名取市東部震災復興の会の鈴木会長ら」

名取市東部震災復興の会が「国際観光産業振興議員連盟」に陳情した記事
⇒建設通信新聞 2011年10月4日(2面)
「カジノ誘致、IR議連に陳情書/名取市復興の会とPFI・PPP協会」


若宮氏は「名誉毀損罪および侮辱罪」と批判されていましたが、事実を適示して書いた場口の記事はそもそも侮辱罪の対象外です。
名誉毀損罪については、刑法230条の2に「①公共の利害に関する事実に係り、かつ、②その目的が専ら公益を図ることにあったと認める場合には、③真実であることの証明があったときは、罰しない」とあります。
場口の記事は、①公刊され広く流通する新書の間違いを指摘するという事実の公共性があり、②被災住民および宮城県知事・国会議員等の検討しているカジノ誘致への誤解を指摘するという目的の公益性もあり、さらに③上記の新聞報道のほか事実を立証する資料もあり、名誉毀損罪にも該当しません


場口の私見

若宮氏はジャーナリストとして活動されているので、場口の批判の内容に問題があると思われるのであれば法的対処をとる前に、法令の範囲内でご自身の主張を明言されてはいかがでしょうか。
ホームページをお持ちなので、この件についてそちらに大きく掲載されれば場口も目を通すつもりです。
そういった手段を講じずにいきなり刑事告訴の文言が飛び出したもので、場口は「言論封殺されるのか」という強い危機感を抱きました。

今回、刑事告訴への反論ということで身に降りかかる火の粉を払う必要があり、細かい内容を書かざるを得なかったことは、場口としても甚だ残念でなりません。

なお、以上の文面は2011年12月21日に若宮氏のメールアドレス宛に送信し、さらに以後場口個人の携帯電話への発信をなさらないよう要請しました。
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ジャンル : 政治・経済

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